アイヘルス・聴力言語障害者福祉委員会事業 プロジェクター購入助成金
45周年冠事業として、岐阜県立岐阜聾学校へ199,800円贈呈。 9月18日(金) 例会にて、贈呈式を行なった。 岐阜県内には、体に障害を持つ人々のための施設が数々運営され、教育や器具の調達に関係者には苦労とその関連が、我々〝社会奉仕に精進する団体〟として支援の方法が考えられる。 新年度のスタートから、献血の勧めと会場支援。8月に入って、目の不自由な方々の施設「アソシア」へ器具購入の支援金の贈呈などが続き、今回は、岐阜県立岐阜聾学校の校長・田中博雄様を第1068回の「メンバースピーチ例会」に招いて「デジタル教科書プロジェクター」の装置一式の贈呈式を行った。 同校長は挨拶の中で「毎年、聴覚に障がいのある子どもたちへ貴重な教育機器をお贈り頂き感謝の念で一杯です。少々お時間を頂戴いたしまして、お礼と学校の紹介をさせていただきます。」・・・・と。
以下、田中博雄校長のお言葉
現在、本校には、幼稚部から高等部・専攻科まで計90名の幼児児童生徒が在籍しています。多くの子どもは、公共交通機関を利用して登校していますが、一部の子どもは、保護者の送迎で通学しています。また、聾学校は県内に1つしかありませんので、遠方の子どもは寄宿舎で生活しています。今年は計19名で、遠くは白川村、中津川市、高山市の児童生徒がいます。また、進路につきましては、高等部卒業後、大学へ進学する者、就職する者等それぞれおりまして、県内企業の十六銀行や大垣共立銀行等で活躍している卒業生もいます。 本校では、デジタル教科書のような視覚教材は必要不可欠で、それを使用することによって、子どもたちはホワイトボードに映し出された教科書と、教師の手話を見ながら授業を受けることができます。手話や指文字、あるいは、教師の口形を読み取って学習していますので、視線を落とさないことが大切です。そのためにも、デジタル教科書を映し出すプロジェクターは欠かせないものなのです。さらに、プロジェクターを天井に固定することで、持ち運びする際の傷みも免れ、末永く使うことができます。 この様に貴重な贈り物を頂き、誠にありがとうございました。大切に使わせていただきます。